2014年8月9日土曜日

about july


english ver is still writing please wait hehe
 
こんにちは

 

いやいや、あついですね。

湿気のおかげだけでなく、日本はトップクラスにあついです。

(人口密度も、世界のトップ10までは日本の都市らしいです。わおお)

サングラスかけたい日差しです。メガネじゃなかったらね。憧れています。

 

一か月、あちこちいってまいりました。

最初の数日は授業がなかったので、時間がたくさんある。ということであったことをつらつらかいてみていたのですが、読み返してみると、われながらギリギリな行動がひどくて驚きましたが、とりあえずよかったです。

 

うまくまとまってきたら、いつかどこかに公開したいなと思います。

 

授業は、

イタリアのumbria jazz summerschool

 

スペインの valencia’s berklee summerschool

をうけてきました。贅沢ですね。

 

せっかくなので、私に紹介できるかぎり書いてみます。うほほ

 

どちらのサマースクールも期間は、大体二週間。

 

より長いものは、たぶんボストンのサマースクール五週間か、バレンシアの技術研修的なサマースクール五週間でしょうか。さらに、となれば短期留学なのかな。

 

一応ジャズの学校ですが、みんな演奏してるジャンルはさまざまです。

パンクがセッションでくりひろげられることだってあります。

 

学校とのコンタクトは、英語で、半年前くらいからできます。

イタリア語がもしできるなら、ウンブリアはそちらのほうがレスポンスが早かったのかもなとおもいます。時差、祝日には要注意です。

 

飛行機、学校、宿をそれぞれブッキングできればもう完璧です。

宿は、学校が紹介してくれますが、その先は自分次第です。

一人部屋、三人部屋などありますが、どうでしょう。とりあえず一人だと、楽でした。

 

電車はその場で、大丈夫。

ペルージャ(ウンブリア)は空港から三時間くらい。

バレンシアは、30分くらいです。(タクシーのほうが楽かも)

ただ英語が通じないこともあるので、目的地くらいは書けるか、いえるといいかもです。

また夜遅くや、朝早くの確実な選択肢はほぼありません。なので飛行機のブッキングに要注意です。うっかり、早朝に飛行機をブッキングしたので3晩、飛行場オールナイトをたのしみました。これはこれでいろいろ観察できてたのしいですが、あまりおすすめできません。また、荷物をはこぶかわりにチップを、というかんじの客引きもあらゆる場所にいます。ご注意を!

 

タクシーは、安全ですが、ちょっとでも稼ごうと回り道する人もいるので、この道いって。といえるといいかもしれません。そして、安いです。ほぼ日本の半額。

 

交渉事は、遠慮せずに主張をはっきりすれば大丈夫でした。ただ長く住めばもっといろいろありそうだなと思います。システムがころころかわるので現地の人でも、なにかと混乱してるのかなとすこしおもったのはイタリアでしょうか。

 

サマースクールはボストンのバークリーを考えているかたのみならず、幅広い年齢層の方、スキルのかた、またさまざまな目的のかたが楽しめるプログラムである印象です。また、考えている方は奨学金がえられるチャンスがあります。

 

どちらかといえば、ウンブリアのほうが層がひろいのですが、それはなんといってもウンブリアジャズフェスティバルも同時に楽しめるからだとおもいます。参加者は、パスをもらえるのでメインステージは無料、その他有料ステージも割引になったり、お客さんがすくないときや、うっかりチケットがないとき、入り口近くにいると、そっといれてくれたりすることもあります。寛大。

 

ウンブリアの街自体、とても美しく、古城のような感じで歴史ある土地ですので、眺めてもあるいても坂がおおいことをのぞけば、たのしめます。どこにいくのも最大十分くらい(ローマからは三時間くらいですが)なので、生活が非常にゆっくりできます。(このフェスティバルの期間中はバカンスの人たちもふえるので、街にだんだん人がましていきます。)

 

そして、バレンシアも共通してお店が早めにしまったり、学校がはやめにしまったり、(バレンシアは練習自体は24時ころまでできます)ライブがおそくから開始だったり、なにかとゆっくりできる社会だとおもいます。

 

バレンシアでは、スーパーでお酒を22時以降にかうと、お酒代+10ユーロかかります。わおお。飲み屋さんはたいてい、27時くらいにレジをしめてお酒をだすのをやめます。(これはウンブリアも)で、朝9時くらいからみなさんカフェでビールのんでたりします。ほうほう。そんなわけで、私は昼にお酒をかって授業中ひきつれてあるくというどうしようもない日を幾日か過ごしました。またワインが好きな方は、栓抜きをもっていくといいかもしれません。宿にはたいていないので、近くの食堂や、家主さんにかりにいく日々でした。もう顔みると自動的にもってきてくれるのが申し訳なくて。でも、やすいし、おいしいかったです。えへへ 一回だけ飲んでたら寝落ちして、ベットにお酒こぼしちゃいましたが、白ワインだったので大丈夫でした。だめか。ごめんなさい。

 

話がとびますがクラブには、基本的に飲みに行ってないのでわかりませんが、イスタンブールは一人でいくのはさけたほうがいいかもしれません。客引きがとてもおおいので、いろいろとたぶん手におえません。日常は気を付けていれば大丈夫です。ただ、信じられないくらい、話しかけられます。いろんな人に。ストーカー的なときは、するりと警察の前にいざなえば、大丈夫です。よいことも、もちろんたくさんあります。

 

バレンシアは街がひろいので、バスか自転車での移動です。徒歩はできなくはないけど、けっこうきます。えへへ。大体一時間あるけば、中心地までいけたので、まあ大丈夫です。

 

また自転車が街のあらゆる場所でレンタルできます。なので学校はだいたい自転車でかよっていました。たしか七日間、一回30分以内なら13ユーロ。(中心地でもできますが、ちょっと割高です。)一回の使用時間がそれをこえるとお金がかかります。一日に何度でもつかえます。ということは、こえそうになったら、駐車場(街のいたるとこにあってすきな場所でピックアップしてすきな場所で、かえせます。ただ自転車がなかったり、とめるスペースがないときもあります)でリセットすればいいのかも。とおもいチャレンジしてみましたが、予想通りお金かかりませんでした。おおお。使用状況は各駐車場でできますが、画面が壊れているところもあります。というわけで、30分圏内の駐車場を網羅すればいいわけですね。とわかったはいいけど、学校に引きこもったり、あるいてみたくなったりしたため網羅することはできませんでした。

 

物価は、ユーロということもありますが

ビール 1ユーロ~(リットルでうってたりします)

ワイン 2ユーロ~

ハム 1ユーロ~

パスタ 0.5ユーロ~

コーヒー 1ユーロ

 

というわけで、自炊すれば食費は、たとえ嗜好品を楽しんだとしてもかかりません。

そして、授業の合間につくる時間もあるのでストレスレスです。

 

ただもちろん和食や中華はたべれないので、基本的には味がジュノペーゼ、トマト、トマト、ト、トマト、ジュノペーゼ、チーズ、トマトという生活ですのでなんとなくもっていっためんつゆと味噌汁のもとが、よい気分転換になってくれました。

 

しかし外食でも

パン 1ユーロ~

ピザ 5ユーロ~

パスタ 8ユーロ~

ワインデカンタ 3~7ユーロ  くらいだし、

 

イタリアではバーのようなところにいくとタパスのようなものが、早い時間はあるので、1drinkですきなだけたべられます。のでたとえキッチンがないところにステイしてもそんなに困らないかと思います。スペインもタパスはついてきます。

 

湿気がないからか、夕方からは肌寒く、秋のような気候に近いです。

雨はふりますが、たいていしばらくすればやみます。

 

さて、授業ですが、どちらも共通して、いろんなスキルの方がいるので、オーディションでクラスわけをして、管楽器(または専門楽器)、アンサンブルクラス、理論クラス、特別授業、ときどき個人レッスンのようなかんじで、さまざまな切り口で、楽器の奏法から、音楽理論、楽曲アレンジの方法、アンサンブルなど、ベーシックなことを基盤に、質問すればあちこちと発展していく、参加型です。どんどんきくとお悩み解決+α 新情報、という感じでしょうか。どのサマースクール、または音楽大学もそうなのでしょうか。

 

授業のスケジュールは前日までわからないこともありますが、だいたい学校をふらふらしてるとわかります。

 

ご興味あるかた、すでにご存じかと思うのですが、バークリーの書籍は、山ほどでていて、授業でつかうのはこれ、というような本があるようです。あたりまえか。その一部をコピーでいただいたり、授業でつかいました。

 

ジェリーバーガンジーのペンタトニックの本(三巻目)と、ハルクックのhow to improviseをもっていますが、理論はおもに日本の“実践コードワーク”ぐらいしか読み切ったものはないのでなんともいえませんが、(この書籍は、なぜか言葉がわかりやすくよめました。)バークリーの本は、もし英語がよめるならそのほうがわかりやすいかもしれません。すこしよんでみましたが、なんだか頭にはいってきました。

 

サックスさん、ならばクラシックの教本

(クローゼ、ブレマン、サミュ、ラクール、ベルビギエ)

や、

オリバーネルソン/pattern for jazz

チャーリーパーカー/オムニブック

あたりは万国共通のようでした。

 

ほいほほほい

 

本当にどうしようもないのですが、授業が始まる日を一日勘違いしていてバレンシアではオーディションの時間をおくらせてもらいました。連絡すれば、こんなことがあっても対応してくれます。

 

授業をきいていると知らなかったこともたくさんもちろんありましたが、多くはいままで先輩ミュージシャンにとどまらず、各方面でアドバイスをうけたり勉強したことの確信をえるようなかんじで、さらにそのことやなんやらを質問する、という日々でした。はい、もう本当に感謝しております。

 

そして日本のミュージシャンと共通している方に出逢うことも、よくあり世界ひろいけどせまいなあとおもいました。

 

バレンシアには、電子音楽に特化しているのでさまざまな機材やそれにかんする情報、専門家がいるのもポイントです。

 

特別授業みたいなものは日替わりで、大きな編成での曲のアレンジだとか、機材のおすすめ使用方とか、題材はころころかわります。特にバレンシアでの、ロマの音楽について(フラメンコ、クレズマー、バルカンミュージックなど)、きけたのが、個人的には楽しかったです。先生にも、あれこれきけるし、資料もあります。(ウンブリアは小学校をかりての環境なので資料はありません。)

 

ウンブリアでは、やはりフェスが大きく、かかわっているリペアマンの話がきけたり、そのおかげで街にミュージシャンがあふれているので、おもいがけない方と話せたり、ときにはセッションできたりします。

 

また、ペルージャ国立音大があるので、クラシックを志す方にもいい土地なのかもしれません。鐘の音と、きれいな音が朝から、町中できこえるので召されたのかなと思うこともしばしばでした。

 

ボストン英語が早口なのと、各国のなまりの英語に数日なれませんでしたが、しばらくするとなれます。案外ボストン英語より、わかい子がはなす英語のほうがはやいので、日常会話でもまれます。しかし、きいてると理解できてきます。たとえ単語がしらないものがあっても、大丈夫。文脈から予想がつくか、聞けばオーケーです。

 

個人的には、

授業はもちろん、演奏をきくことや、あれこれ質問すること

この一か月、ずっとピアノをひいていたのも理解のよい助けになりました。

(恥ずかしながら、いままでさけてきたので)

さけてきた練習を再開したのですが、それももちろんよかったです。

 

また人脈はもちろんふえます。わたしのようなどうしようもないコミュニケーション能力でも大丈夫!なにより演奏すれば大丈夫。(演奏しなくても、たのしく音楽をきいてるだけでも大丈夫。)

 

音楽以外では、

徒歩ですごせること、自然に食事をする時間があること、インターネットにかかわる時間がほぼないこと

時間をゆっくり、生活をたのしめたことがとてもリフレッシュになりました。うほほ

 

ただ、今回は知人をたずねているわけではなかったので、現地で友人はもちろんできても、ひとり旅だったので、なにかあれば自分で責任をもつしかありません。それもいい緊張感でした。日本はやっぱり母国だし、だいたい安全です。

 

放課後は、学校や近くのバーでセッションができます。本当にいろんな方とセッションする機会がありましたが、とりわけ感動したのはたしかキューバかたのリズムのすばらしさでしょうか。同じ音をセクションで演奏してるだけなのに、すごいんです。

 

どの学校も椅子がかたいので、尾てい骨はすごいいたいです。要注意。

 

サマースクールというと、日本では部活動があるからかそんなに一般的ではない印象ですが、他国、または地方に、いろんな国の人、世代の人と交流するのって、10代の方はとくに経験になるのだろうなとおもいつつすごしてきました。

 

どんな方もやりきる精神というか腕があって、それにも感動しました。いいきるし、それぞれのカラーや華があってかっこいい。

 

また若い子は、ご両親も一緒にきていてバカンスを楽しんでいる、ということもよくありました。バカンスの楽しみ方のひとつでもあるんですねー。

 

私くらいの年齢できている方は、ほぼいないかな。すこし年上か、年下でした。

 

こんなふうに、レッスンするんだなあというのも面白かったです。

 

これくらいでしょうか。なんだか、ほぼ常識なのでしょうが、わたしは調べるのがおっくうだったので現場で学びました。あぶないあぶない。なにかの助けになるか、楽しんでよんでいただけたら幸いです。

 

ありがとうございます。 

うほほ

 

後半の夏は、日本でがつんとよいしょよいしょ。